相沢友子は原作クラッシャーなのか?手掛けた脚本5個を検証してみた

漫画家の芦原妃名子が自殺してしまうという、
最悪の結末となった今回のトラブル。
その原因としてあげられているのが、脚本家・相沢友子のせいではないかと
ネット民を中心に炎上しています。

その渦中の人物である相沢友子ですが、”セクシー田中さん”以外にも
他の原作で脚本に関して問題を起こしてきました。

そんな相沢友子がなぜ”原作クラッシャー”という、
不名誉なあだなをつけられるようになったのか?
その経緯を紹介させていただきます。

相沢友子の脚本5個

それでは、相沢友子が脚本に関わってきた漫画などの原作について、
代表的なものを5つ並べてみました。
ぜひご覧ください。

ビブリア古書堂の事件手帳

まず最初に紹介させていただくのは、剛力彩芽が主演を努めた
ドラマ、”ビブリア古書堂の事件手帳”です。

 

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この作品については、原作がかなりの人気度を誇っていたものの、
とても評判が悪かった作品です。

「スポンサーはガン無視。視聴率を取るつもりがないのか?」と言われるほど
視聴率も評判も最悪だったドラマで、脚本を書いた相沢友子も
やり玉にあがっていました(苦笑

トレース~科捜研の男~

続いて紹介させていただくのは、錦戸亮が主演を努めた、
”トレース~科捜研の男~”です。


出典:フジテレビHP

こちらのドラマは、科捜研、正式名称は科学捜査研究所を舞台にした、
刑事ドラマになります。
犯行現場に残されたわずかな手がかりを頼りに、事件を解決していく
人気漫画ですね。

ドラマと脚本の内容がぜんぜん違うということはありませんでしたが、
原作と俳優のキャストがまった違ったことから、
原作のファンには違和感ありまくりの感覚でした。。

それに、船越英一郎が登場しているので、火サスが
頭にこびりついて離れない。
崖の上のシーンしか思いつかない人も多いのではないかと(笑)

鍵のかかった部屋

続いて紹介させていただくのは、人気アイドルグループである
嵐のメンバー・大野智が主演したドラマ、”鍵のかかった部屋”になります。


出典:Tver

このドラマの内容は、なかなか楽しめましたし
大野智の演技も上手で、良かったです。

SNSで情報を探してみましたが、相沢友子の脚本に関して
不平不満もなかったため、鍵のかかった部屋に関しては、
原作通りの仕上がりになっていたと言えますね。

勝因としては、このドラマには恋愛ネタが無かったことから、
原作と大幅に違うということがなかったわけです。

ミステリと言う勿れ

続いて紹介させていただくのは、菅田将暉が主演を努めたドラマ、
”ミステリと言う勿れ”になります。


出典:フジテレビHP

このドラマも結構楽しめたのですが、賛否両論あり人を選ぶ作品です。
そのため、原作の内容と違う演出が多いのは否定できません。

原作のファンとしては、ドラマも原作通りじゃないと納得いかない!!
という人も多く、そうなってしまっても諦めざるを得ない作品であったと
言えますね。

まあ、菅田将暉の知名度に助けられた感じもしないではないですが、
映画が大ヒットして、相沢友子含め映画監督や配給会社も
うれしいのではないでしょうか。

恋ノチカラ

続いて紹介させていただくのは、堤真一と深津絵里が主演のドラマ
”恋ノチカラ”になります。


出典:FOD

この作品もヒットしたドラマのうちの一つであり、
小田和正が歌った主題歌「キラキラ」の曲を覚えている人も
少なくないはず。

原作とドラマ両方見た感想としては、そう言われれば少し違うかな?
というイメージのある物語ではあります。

とはいえ、ドラマ好きならとても楽しめるし
深津絵里ファンなら、満足できますよ。

人気アニメや漫画をドラマにするのは、キャストやBGMなど
なかなか大変ですが、相沢友子が批判の的にさらされてしまったわけですね。

なぜそこまで悪評だらけなのか、紹介させていただきましょう。

相沢友子が原作クラッシャーな理由

これまで紹介してきたドラマ以外にも、数多くの脚本を作成してきた
相沢友子ですが、過去にも様々な評価をされています。

相沢友子の脚本に対する評判

それでは、相沢友子の脚本に関して、SNSでの反応を
見てみましょう。

 

ご覧いただくとわかるように、原作通りの内容を期待していたファンからは、
あまりいいイメージを持たれていません。。

特に、人気漫画の熱狂的ファンからすれば、ちょっとでも原作と内容が
違っていれば、突っ込みたくなるのは致し方ないことかと。

まあ、ファンが悪いだけじゃなく、他にもなにか原因があるのではないか?と
勘ぐってしまいますね。

相沢友子は原作を軽蔑している!?

相沢友子は脚本家として自尊心が高すぎると言われています。
それがプラスになることもあれば、マイナスになることもあるのですが、

『原作者に対して軽蔑している』

と言われることが多々あります。

本人の過去の発言を見る限り、そのようなコメントは見当たりませんが、
視聴率アップのために、原作の内容と大きく違っているケースが多く、
視聴者のことしか考えていないという声も聞こえてきます。

今回の事件でも、よっぽど不満だったのか、ご自身のSNSでも
辛口のコメントをされています。

インスタでこのようなコメントをするくらいなら、双方が理解しあえるまで
対話をすればよかったのではないかと感じてしまいます。

それにしても、悲惨な結果になってしまったことは
後悔するばかりです。。

相沢友子は万城目学をパクった?

相沢友子は、芦原妃名子以外にもトラブった経験があります。

トラブルの相手は、小説家の万城目学氏。

なぜ問題が発覚したのかというと、”本能寺ホテル”という
作品をめぐって、パクリ疑惑が浮上したから。


出典:ぴよノート

万城目学氏が2年かけて書いた脚本が、プロデューサーにボツ扱いされ、
本能寺ホテルでは使用されないことが決定。

しかし、後を継いだ相沢友子の脚本の内容が、万城目学氏の書いた脚本と
そっくりだったことから、パクリではないかと言われます。
万城目学氏も、自身のSNSで、恨み節を語っています。

そりゃあ、2年も必死になって書いた作品が、没になり
さらに他の脚本家がお金も名誉も手に入れるのは、不愉快ですよね。

しかし、映画監督やプロデューサーが決定したことであり、
相沢友子は悪くないと、後に擁護するような発言をしています。
また、フジテレビの意向もあるため、仕方のないことだと
諦めている感じもします。

ちなみに、本能寺ホテルは綾瀬はるかも出演しているので
ヒットするかと思いきや、駄作として酷評されています。

まとめ

以上、相沢友子や脚本の内容について書いてみました。

私自身、原作と脚本が多少違っていても、それほど気にしないタイプですが、
原作ファンとしては、大幅に違ったものができあがると
納得できないのでしょうね。

まあ、あまりにも酷い出来だったり、DVDの売上が悪ければ
作り直せばいいと思うのですが、大人の事情により
なかなか難しいのかもしれません。

あと、芦原妃名子さんは、命を絶つ前に誰かに相談してもよかったのでは
ないかと、思った次第です。
50歳なら、まだまだ現役で漫画家を続けられたでしょうに、
もったいないですよね。

それから、相沢友子が原作クラッシャーの汚名をすすぐ日が来るのか、
それともこのまま不名誉な脚本家として後世に名を残すのか、
気になるところではあります。

監督やプロデューサーも、脚本家を選別する時に

「この脚本家は、原作通りに脚本を書けるのか?」
「ちゃんと漫画を読んだりして、内容を把握しているのか?」

など、確認するべきです。

人を見る目をもっと養ったほうが
原作ファンや視聴者ためになるかと思いますね。

それでは、この辺で相沢友子に関する話を終わりにしたいと思います。
最期までご覧いただき、ありがとうございました。